| 開催日時 | 3月19日(木)15:00-17:00 |
| 場所 | ウエスト1号館5階C棟 W1-C-515 数理談話室 |


開催報告
マツダ株式会社様をお招きして,Joint MfI cafe を開催しました!九大と縁のある社員の方4 名にご講演いただき,会社業務や学生時代の活動についてもお話を伺いました.連係学府の学生が,将来像を描きやすくなるような内容を狙いとして企画・実施しました.
企画:
重富尚太 (九州⼤学マス・フォア・インダストリ研究所・助教)
小川史恵(マツダ株式会社統合制御システム開発本部)
【内容紹介】講演者紹介&講演概要
- 伊藤 巧 さん(統合制御システム開発本部),Online 参加
国立情報学研究所との共同研究を含め, 自動運転システムの安全性評価に関する形式検証の適用事例の紹介がありました.九大数理在学時は, 竹田先生の元で, 楕円曲線論の研究をされました.
<講演概要> 形式検証に関する研究開発の説明をしました.自動運転の高度化に伴い,システムはグレーボックスとなりつつあります.また,産業界で主流のテスト検証には,網羅性の観点から原理的な課題が存在します.その解決手段として形式検証が有効ですが,ブラックボックスシステムや連続値・微分を含むシステムへの適用が困難という課題があります.これらの課題に対し,国立情報学研究所との共同研究を通じて取り組んでいる内容を紹介しました.自動車業界の重要課題に対して数学を活用して研究を行った具体例について学生さんから質問があったため,明確な数理との関係性を学生に示しました. - 國岡大郁 さん(車両開発本部),Online 参加
車種開発の先行段階における部材や形状の最適化,実車の計測と解析値とのコリレーション(相関があるか)について紹介がありました.九大数理在学時は,小磯先生の元で,離散微分幾何学に関する研究をされました.
<講演概要> CAE 技術開発で取り組んだ断面形状最適化技術開発や高速高G領域の車体剛性指標開発を例に,数学がどのように活用されているかを説明しました. また量産開発に近い現場で数学科出身者が直面した困りごとについて質問があったので,これらも説明しました. - 水野 浩 さん(開発戦略企画本部),Online 参加
電機メーカーにて中国や韓国の企業が台頭しているなかで技術マネジメント(MOT)を体系的に学び経営に関して考えたいという思いから九州大学大学院経済学府産業マネジメント専攻にて経営修士(MBA)を取得されています.研究テーマは企業境界のマネジメントに取り組み,45 歳までに起業したいという目標があったという話をされていました.
<講演概要> 会社概要,R&D 各本部の領域・業務,MBD 人材育成の取り組みに関して,学生さんに向けてこれらを中心に説明しました. - 小川史恵 さん (統合制御システム開発本部, 九州大学MfI 卓越大学院プログラム担当),対面参加
<⾃⼰紹介・講演概要> 企業での博士号を取る過程の質問がありました.博士号を取得した機会は,2019年12 月にマツダで九州大学卒業の部長に導かれながら,内燃機関のセンサーから統計手法を用いて効率的な制御を狙う内容でした.会社での取得は多くの会社で希望者がいる中で継続し,実現するのはとても困難なことでした.博士号取得により業務計画や仕事自体が面白くなり,技術開発に深みが出せるようになったと思います.学部時代から数学が好きで(都数)都内数学科学生集合に所属.解析学・トポロジー・代数学・ベクトル解析などの勉強会をしておりました.自由なサークルでした.https://tosuu.web.fc2.com
イベント詳細 (元ページ):
