九州大学 マス・フォア・イノベーション連係学府

【2025/07/17 16:00】数理談話会・暗号学セミナー合同セミナー

投稿日:2025.07.02

イベント・セミナー

詳細はこちらIMI HP: On the structure of the Markoff mod p graph

開催日2025年7月17日(木) 
開催時間と場所16:00〜16:30 ティータイム(談話室, C-515 号室 ウエスト1号館C棟5階)
16:30〜17:30 講演(IMIオーディトリアム: D-413)
講演者(敬称略)佐竹 翔平 (熊本大学)
題目On the structure of the Markoff mod $p$ graph
概要 素数$p>3$に対し, Markoff mod $p$ graph $G_p$は位数$p$の有限体上のMarkoff方程式の非ゼロな解の集合上で定義される有限3-正則グラフであり, 代数幾何, 整数論, グラフ理論, 暗号理論などの様々な分野で近年研究が進められている. Bourgain-Gamburd-Sarnak (2016) によって$G_p$はエクスパンダー族をなすことが予想されており (BGS予想), 現在も未解決である.
 一方で, BGS予想の傍証に関してはいくつかの結果が知られており,
Courcy Ireland (2024) は $p=7$の場合を除いて, $G_p$が平面グラフではないいことを証明した. 実際, 平面グラフはLipton-Tarjan (1979) のセパレーター定理よりエクスパンダー族をなしえないことから, 非平面性はエクスパンダー性の一つの必要条件でもある.
 本発表では, $Gp$内の完全2部グラフ$K{3,3}$の細分を具体的に複数構成することで, $p=7$の場合を除いて, $G_p$が射影平面にもトーラスにも埋め込み不可能であることを示す.
この結果はCourcy Ireland (2024) の結果の拡張となっており, 有界種数をもつグラフに関するセパレーター定理から, やはりBGS予想の傍証を与えている.
時間が許せば, G_pの全自己同型群に関する予想や一般化したMarkoff mod $p$ graphに関する結果も紹介する.
 本発表は山﨑 義徳 氏 (愛媛大学) との共同研究に基づく.
参加登録フォームhttps://forms.gle/HUBoDXtrERNpxwDE9

※オンライン参加の方はこちらに登録してzoomリンクを取得してもらうようにして頂けますと幸いです。
談話会委員大津幸男,角田謙吉

たくさんの方のご参加お待ちしております!!!


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